Shopifyの定期購入アプリ徹底比較|料金・販売手数料・機能で選ぶ【2026年版】

Shopifyの定期購入アプリ徹底比較|料金・販売手数料・機能で選ぶ【2026年版】
INDEX

Shopifyで開設したストアに定期購入(サブスクリプション)機能の導入を検討するとき、「どのアプリを選ぶか」で悩むことが多いかと思います。

選び方を誤ると、売上が伸びていくにつれて販売手数料の負担が増えてきたり、運用に必要な機能が足りなくなってしまう恐れも。

本記事では主要な定期購入アプリの料金と機能を徹底比較。無料で導入できるShopify公式の定期購入機能でできることとできないこともあわせて解説します。

料金についてはストアの売上別にざっくりと月額料金と販売手数料がいくらかかるのかを各アプリ別にシミュレーションした結果も紹介しますので、参考にしてみてください。

この記事でわかること

  • Shopifyの定期購入(サブスク)の基本と、始め方
  • 主要アプリの料金シミュレーション(手数料制と定額制はどちらがお得か)
  • 主要アプリの機能を○/△/×で比較
  • アプリ選びで失敗しない7つのチェックポイント
  • それでも導入を迷った方へのおすすめアプリ

そもそもShopifyの定期購入(サブスク)とは?

定期購入(サブスクリプション)とは、顧客があらかじめ決めた周期(毎週・毎月など)で商品を自動的に購入し続ける販売方式です。

定期購入を導入するメリット

  • 安定収益:継続収益が積み上がり、売上が予測しやすくなる
  • ロイヤルティ:リピート率・LTV(顧客生涯価値)が高まり、関係が長期化する
  • 在庫最適化:需要が読めるため、在庫・仕入れの計画が立てやすい

定期購入を導入するデメリット

  • アプリ料金:アプリに支払う月額料金が発生する
  • サポート:解約・変更・問い合わせ対応の工数が増える

ストアに新しい機能を導入することで、どうしてもお客様からの問い合わせは増えがちです。ただ問い合わせの対応についても、アプリの仕様次第ではカスタマーのセルフサービスでまかなえる場合もあります。そういったことも踏まえたアプリ選びが重要になってきます。

Shopifyで定期購入を始める2つの方法

  1. Shopifyアプリストア上の定期購入アプリを導入する(機能が豊富・有料または販売手数料)
  2. 自社でカスタムアプリを開発する(自由度は高いが開発・保守コストが大きい)

まずは1のアプリを利用した方法で、コストをかけずに自身のストア内での定期購入の需要を見てみるのがよいでしょう。現在Shopifyのアプリストアには定期購入のためのアプリが数多くあり、アプリごとに料金体系・機能が大きく異なるため、料金や機能を比較して選択することが重要です。

主要アプリ比較①【料金・手数料】

代表的なアプリを、料金プランの例・販売手数料・特徴で並べました。

販売手数料とは、定期購入アプリが定期購入の売上に対して課す手数料(%)を指します。

自社の想定売上に当てはめて、月額と手数料の合計で比較するのがおすすめです。

項目公式定期購買(ハックルベリー)Mikawaya SubscriptionGO SUBかんたんサブスクXtheme – 定期購入
月額料金無料$0(試用)
$49
$299
$0(試用)
$12
$49
$499
$0
$39〜$1,199
$0
$15
$49
$99
$0
$10
$39
販売手数料0%0%(試用)
1%
1%
0%(試用)
3%
1%
1%
2%
0%
0%
5%
3%
1%
0%
特徴公式・最小限高機能・実績豊富高機能・運用支援低価格・公式認定低価格・シンプル全プラン販売手数料なしで低価格

※ 注記:アプリの料金・手数料は2026年6月時点の各社公式情報を基にした参考値です。最新の金額・プラン内容は各アプリのShopify App Storeページで必ずご確認ください。

料金シミュレーション:販売額ごとに、実際にかかってくるアプリ利用料金をチェック

先に見たようにアプリに支払う料金は月額料金と販売手数料の合計金額です。今回は、定期購入での見込み売上別に毎月どのくらいのアプリ利用料金がかかってくるのかをまとめました。

※あくまで概算シミュレーションのため、実際の利用料金とは異なる場合があります。

※$1 = 150円換算で計算しています。

定期購入による月の売上公式GO SUB定期購買(ハックルベリー)Mikawaya SubscriptionかんたんサブスクXtheme – 定期購入
100,000円0円約6,000円
(月額料金のみ$39)
約17,000円
(月額料金$49+販売手数料10,000円)
約17,000円
(月額料金$49+販売手数料10,000円)
約17,000円
(月額料金$49+販売手数料10,000円)
約1,500円
(月額料金のみ$10)
500,000円0円約6,000円
(月額料金のみ$39)
約57,000円
(月額料金$49+販売手数料50,000円)
約57,000円
(月額料金$49+販売手数料50,000円)
約57,000円
(月額料金$49+販売手数料50,000円)
約6,000円
(月額料金のみ$39)
1,000,000円0円約6,000円
(月額料金のみ$39)
約107,000円
(月額料金$49+販売手数料100,000円)
約107,000円
(月額料金$49+販売手数料100,000円)
約107,000円
(月額料金$49+販売手数料100,000円)
約6,000円
(月額料金のみ$39)
2,000,000円0円約6,000円
(月額料金のみ$39)
約207,000円
(月額料金$49+販売手数料200,000円)
約207,000円
(月額料金$49+販売手数料200,000円)
約207,000円
(月額料金$49+販売手数料200,000円)
約6,000円
(月額料金のみ$39)

※ 注記:GO SUBは『契約数別プラン(0%)』or『スタータープラン(月額$0+手数料2%)』のうち、料金が低くなる方を記載しています。アプリによっては契約数でプランが変わるものもあるため、今回は1契約あたり5,000円として計算しています。(想定プラン=Xtheme – 定期購入:〜99件$10・以降$39無制限/定期購買(ハックルベリー)・Mikawaya Subscription・かんたん:標準$49+手数料1%)。料金・プラン上限は改定されるため最新は各App Storeでご確認ください。

主要アプリ比較②【機能別の対応状況】

各アプリごとの機能を下表にまとめました。ここで紹介するアプリについては、どれも基本的な機能は備えていますが、高度な機能については対応状況が異なります。

凡例(記号の意味)

◯=対応/△=一部・上位プランのみ/×=非対応。顧客による注文の変更のような基本機能に加え、セット商品の定期購入を高度にカスタムできるBOX機能等のハイエンドな機能も含めて比較しています。

機能公式定期購買(ハックルベリー)Mikawaya SubscriptionGO SUBかんたんサブスクXtheme – 定期購入
顧客による商品・数量変更×
顧客による配送日・注文日の変更×
顧客によるスキップ/休止/解約
多段階の割引(初回・継続)×△(配送料のみ)
会員ランク別割引××××
解約アンケート×
支払い失敗の自動リトライ(ダニング)
通知メールの本文編集
差出人ドメイン/送信元の調整
BOX機能×××
サンプル販売(1・2回目の購入のみ商品や商品価格を変更)××××
頒布会(回数ごとに内容変更)××××
お客様アカウント対応×
従来のお客様アカウント対応×

※ 注記:各社の対応状況は2026年6月時点の公開情報・各社ヘルプに基づく参考です(プランにより異なります)。機能は各アプリ会社によって更新される可能性があります。最新の情報は各アプリのドキュメントをご確認ください。

アプリ選びで特に確認する7つのチェックポイント

ここまでの料金や機能の比較を見たうえで、実際にアプリを決めるときは、次のようなポイントを目安に検討するのがおすすめです。すべてを完璧に満たす必要はありません。自社にとって大事なところから、ひとつずつ確認していくことがポイントです。

1. 料金体系(販売手数料がどのくらいかかるか)

販売手数料がかかるアプリの場合は、売上が伸びるほど利用料の負担が重くなります。販売手数料がかからないアプリもあるため、両者で比較して損益分岐を試算することが大切です。先ほど紹介した料金シミュレーションを参考に検討してみてください。

2. 顧客セルフサービス機能

顧客がマイページでスキップ・休止・解約・数量や頻度の変更を自分で行えるアプリかどうかを確認しましょう。

3. 解約抑制の仕組み

顧客が解約しようとした際に「休止」「スキップ」の提案をしたり、解約アンケートにより解約理由を取得できるアプリだと、定期購入の解約をある程度抑制することができます。

4. 支払い失敗対策(ダニング)

支払い用クレジットカードの有効期限切れなどが理由で決済が失敗した際に、自動でリトライする機能をダニングといいます。このダニング機能があるアプリは、継続売上を取りこぼさず、顧客の手間も省いてくれるため、非常に有効です。

5. 通知メール

定期購入を導入する場合、通常の注文確認メールなどに加えて、配送サイクルの変更や配送前日のリマインドメールなど、あらゆる通知メールが必要になります。通知メールの機能自体は多くのアプリに備わっていますが、本文(件名・本文)を編集できるか、差出人名を自店の名前に合わせられるかなどはアプリによって異なるので確認しましょう。

6. 無料で試せるか

金額や機能を比較した上でアプリを選んでも、実際に入れて触ってみないと使い勝手がわからないものです。いきなり課金せずに無料プランや無料トライアルで試せるかどうかは、大事なポイントになります。

7. 日本語で使えるか

意外と見落としがちなのが日本語の対応です。Shopifyは海外製のプラットフォームなので、海外製のアプリもたくさん存在します。機能は十分なのに日本語に対応していないこともあるので、管理画面・顧客画面・通知メールが日本語で使えるかを確認するのは重要です。

本記事で紹介したアプリについては概ね上記のチェックポイントを満たしていますが、それぞれアプリごと対応状況が異なりますので、丁寧に確認しましょう。

まとめ:比較の結果、おすすめのアプリは?

まずは少額から始めたい方には、「GO SUB」や「Xtheme - 定期購入」がおすすめです。特に「Xtheme – 定期購入」は全プランで販売手数料がかからず、契約数が増えても定額(スタンダード$39で契約無制限)なので、契約数や販売額が大きくなるほどコスト面のメリットが大きくなってきます。「手数料で利益を削られたくない」「これから定期購入を伸ばしていきたい」というストアに向いています。

一方、高度な機能で定期購入を作り込みたい方には、「定期購買(ハックルベリー)」や「Mikawaya Subscription」が有力です。多機能で日本市場向けの作り込みに強く、BOX(セット商品の定期購入を高度にカスタムできる機能)や会員ランク別の割引、またサンプルや頒布会といった販売手法にも対応しています。費用は大きくかかってきますが、その機能価値が見合うかで判断するとよいでしょう。

どのアプリも無料プランがありますので、まずは気になったものをぜひ試してみてください。

よくある質問

Q.

「Xtheme - 定期購入」に販売手数料はかかりますか?

A.

いいえ。Free・Light・Standardの全プランで販売手数料は0%です。定期売上に対する手数料がかからないため、売上が伸びても料金コストが膨らみません。

Q.

Shopifyの定期購入は無料で始められますか?

A.

Shopify公式の「Shopify Subscriptions」でも無料で始められますが機能は最小限です。「Xtheme – 定期購入」にも無料プラン(アクティブ契約10件まで)があり、顧客マイページや通知メール編集、送料無料機能などを無料から試せます。

Q.

定期購入アプリの「販売手数料」とは何ですか?

A.

定期購入で発生した売上に対して、月額とは別に一定割合(例:1〜5%)が課金される手数料です。売上が伸びるほど負担が大きくなるため、定額制との損益分岐を試算して選ぶことが重要です(本記事の料金シミュレーション参照)。

Q.

どんな商材・業種に向いていますか?

A.

食品・サプリ・コスメ・日用品など、繰り返し消費する商材と特に相性がよいです。詳しくは「業種別の活用例」をご覧ください。

Q.

顧客は自分で解約や休止ができますか?

A.

「Xtheme - 定期購入」では、顧客がShopifyの顧客アカウント上で、スキップ・一時停止/再開・解約・配送頻度や数量の変更などを自分で行えます。店舗側の対応工数を減らせます。

Q.

支払いが失敗したらどうなりますか?

A.

「Xtheme - 定期購入」はダニング機能を備え、課金失敗時に自動で再試行します。再試行時・最終試行時には顧客へメールも送られるため、継続売上の取りこぼしを抑えられます。

Q.

日本語に対応していますか?

A.

はい。管理画面・顧客画面・通知メールが日本語に対応しています。ご不明な点はお問い合わせいただけます。

出典・参考

  • 各アプリのShopify App Storeページ
  • 各社公式(料金・機能)

いずれも2026年時点の情報です。公開前に各公式ページで最新をご確認ください。