月商が数万円〜100万円ほどの小規模ストアに定期購入アプリを導入する場合、アプリにかかるコストはできるだけ低く抑えたいものだと思います。本記事では、いくつかある定期購入アプリから、コスト面で優位なアプリを選ぶためのポイントをご紹介します。
この記事でわかること
- 小規模ストアのアプリ選び・3つのポイント
- 各アプリの料金比較(エントリープラン+販売手数料)
- 月商別の手数料シミュレーション
- 小規模におすすめのアプリと選び方
- よくある質問(FAQ)
小規模ストアのアプリ選び・3つのポイント
① 料金(初期・月額)
ストアの立ち上げ直後や月の売り上げがまだそんなに高くない場合、固定費を抑えられるアプリだとありがたいですよね。そんなときは無料プランや低額プランで始められるかを優先して探しましょう。
② 販売手数料の安さ
アプリによっては、定期購入で得られた売上に対して販売手数料がかかります。販売手数料の料率が低くても、定期購入の場合は繰り返し売上が立つごとに販売手数料も積み上がっていきます。月の売上=月商が伸びるほど販売手数料もかかってくるため、早い段階から意識しておきましょう。
③ 必要十分+シンプルさ
小規模ストアでは多機能なアプリより、顧客マイページ・支払い失敗対策・通知などストアスタッフの運用の負担を減らせる基本機能が無理なく使えるかが大事です。
主な有料アプリの料金プラン
小規模で『まず安く始める』という視点から、各アプリのエントリープランと販売手数料を並べました。
| Shopify公式 | かんたんサブスク | Mikawaya Subscription | 定期購買(ハックルベリー) | GO SUB | Xtheme - 定期購入 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| エントリープラン | 無料 | Lite $15 | Light $12 | STANDARD $49 | スターター $0 | ライト $10 |
| 取引手数料 | なし | 3% | 3% | 1% | 2% | なし |
| 小規模での位置づけ | 最小機能で十分なら最安 | セットアップの簡単さを重視 | マーケ連携を重視 | 参考:多機能・実績重視 | 低コスト・Built for Shopify認定 | 低額で必要十分・手数料なし |
※ 注記:料金・手数料は2026年時点の各社公開情報・第三者比較記事に基づく参考値です(要確認)。最新は各Shopify App Storeでご確認ください。
最も費用がかからないのは完全無料の公式アプリ(Shopify Subscriptions)を使う方法です。ただし公式アプリには、従来型のお客様アカウント画面に導入できない、お客様自身での配送日変更ができない、といった制限があります。公式アプリでできないことは別記事で詳しく解説しています。
Shopify Subscriptions(公式)でできないこと
公式アプリの限界と、乗り換えの目安がわかります。
記事を読む→今回は、中でも費用を抑えられる「GO SUB」と「Xtheme - 定期購入」の二つのアプリを料金シミュレーションで比較したいと思います。
月の定期売上別の手数料シミュレーション
販売手数料は「定期購入の月の定期売上 × 手数料率」という計算によって決まるため、売上が増えるほど金額も上がります。
販売手数料がないプランを持つアプリもありますが、月額料金が高い場合は割高になることも。
自社ストアの定期売上がいくらになりそうか予想し、しっかりとシミュレーションしてアプリを選びましょう。
※$1 = 150円
※実際にプランを選ぶ際には、売上だけでなく定期購入の契約数も関係してきます。今回は表を簡潔にするために、1契約あたり8,000円で計算しております。
| 定期売上(契約数) | GO SUBスターター $0+2% | GO SUB1 $39・0% | Xtheme – 定期購入 0% (無料$0/ライト$10/スタンダード$39) |
|---|---|---|---|
| 80,000円 (10件) | 約1,600円 | 約6,000円 | 0円 |
| 400,000円 (50件) | 約8,000円 | 約6,000円 | 約1,500円 |
| 800,000円 (100件) | 約16,000円 | 約6,000円 | 約6,000円 |
| 1,600,000円 (200件) | 約32,000円 | 約6,000円 | 約6,000円 |
契約数が99件以下(上の表の定期売上80,000円、400,000円)では、「Xtheme – 定期購入」の無料($0)やライト($10)が最も安いです。一方で契約数が100件以上(上の表の定期売上800,000円、1,600,000円)だと、「GO SUB」と「Xtheme – 定期購入」は同額になります。
注記:金額は¥150/$換算の概算です。定期売上=店舗全体ではなく定期購入分の月商を指します。月額・手数料は各社の公開情報(要確認)に基づきます。
結論:あなたのストアはどのタイプ?
アプリ料金で選ぶ場合
最安アプリは、月の定期売上によって変わります。
- 月の定期売上が80,000円以下の場合
→「Xtheme – 定期購入」(無料プラン $0) - 月の定期売上が800,000円未満の場合
→「Xtheme – 定期購入」(ライトプラン $10) - 月の定期売上が800,000円以上の場合(契約数500件まで)
→「GO SUB」(ゴーサブプラン $39)
→「Xtheme – 定期購入」(スタンダードプラン $39) - 月の定期売上が800,000円以上の場合(契約数500件超)
→「Xtheme – 定期購入」(スタンダードプラン $39)
※実際にプランを選ぶ際には、売上だけでなく定期購入の契約数も関係してきます。今回は表を簡潔にするために、1契約あたり8,000円で計算しております。
その他タイプ別おすすめ
- とにかく無料・最小機能を優先する場合
→ Shopify公式アプリ - 料金より高度な機能・実績・マーケ連携を優先する場合
→「定期購買(ハックルベリー)」
→「Mikawaya Subscription」
→「かんたんサブスク」
ストア開設直後など、売上の見通しが難しい場合は、Shopify公式アプリや「Xtheme – 定期購入」など無料で始められるアプリで試してみてください。その中で、手数料や機能が気になってきたら見直すことが重要です。
よくある質問
小規模でも定期購入アプリは必要ですか?
Shopify公式の無料アプリでも始められます。顧客マイページや支払い失敗対策など運用機能が必要になったら、低額の専業アプリを検討すると良いです。
取引手数料は小規模でも気にすべき?
はい。率は低くても定期売上に比例して積み上がります。早い段階で『定額か手数料か』を確認しておくと、売上が伸びたときに損をしにくいです。
無料で始められますか?
Shopify公式は無料、「Xtheme – 定期購入」にも無料プラン(契約10件まで)があります。まず無料で試し、必要に応じて低額プランへ上げるのが小規模では現実的です。
シンプルな機能で足りますか?
小規模では、顧客マイページ・支払い失敗リトライ・通知メール・解約アンケートなどの基本がそろっていれば十分なことが多いです。
出典・参考
- 各アプリのShopify App Storeページ
- 各社公式(料金・機能)
いずれも2026年時点の情報です。公開前に各公式ページで最新をご確認ください。